雄東正宗・鴎樹・発光路強力(栃木/杉田酒造)

栃木県小山市上泉、蔵の目前には利根川水系渡良瀬川支流の巴波川(うずまがわ)という小川が流れており、ほのぼのとした景色を望めます。
杉田酒造は全国的にはほぼ無名ですが、非常に高品質な酒を生産しております。生産石高300石。

ラインナップとしては「雄東正宗(ゆうとうまさむね)」「発光路強力(ほっこうじごうりき)」「鴎樹(おうじゅ)」の3本立て。 「雄東正宗」は品評会で8回連続優等賞受賞の際、「優等政宗」から名称変更した銘柄で、主に雄町を使用。
「発光路強力」は山田錦と同等かそれ以上の粒の大きさで、40%ぐらいまでは磨ける米ありながら、長稈の為、栽培しづらいため消えていった品種の復活米「強力」使用。
「鴎樹」は杉田氏が白鴎大学出身という事からつけられた酒銘で、実験的レーベルの役割を果たしている様です。
23、24BYではイキナリ生もとにチャレンジして成果を挙げています。 原料米としては他に、大吟醸に山田錦、純米吟醸に五百万石、一般米などを使用。
「発酵は硬水、割水は軟水が良い」といわれますが、杉田酒造はやや硬水の仕込み水を使用しています。
上記ラインナップの酒は原酒のままリリースする事が多いので、硬水である事の恩恵のみを受けているというわけです。
造りは、近年ではめずらしい和釜や、佐瀬式で搾るなど、酒好きにとっては非常にロマン溢れるスタイル当然、小仕込、吟造り。
無加圧、斗瓶採り、中取り、あらばしりなどなど、日本酒ファン垂涎の単語が並ぶ限定品もいろいろ。
モットーは「手間を惜しまず」。小さい蔵ならではの丁寧な酒造り。
普通酒から大吟醸まで搾り全量を「佐瀬式槽」を使用しています。 味わいは、酒が主役になる様なしっかりとした味わいのタイプです。が、過度に甘味を出す様なタイプでは無く、あくまでタイトな印象。香りもピュアであるため非常にスムーズにお愉しみ頂けます。それでいて、飲み応え十分なフルボディタイプなのは硬水による健全な発酵に起因しているのかもしれません。
蔵の内部や造りを説明していただくと、様々なところでマイナーチェンジを行い、常に進化している事がわかります。が、蔵元は常に「杉田の酒」を探求している様でした。時代に流されないこの味わいを是非ご堪能下さい!

杉田酒造の酒は開け口が硬いものが多いので、じっくりと時間をかけて1本のお酒を楽しんでいただくとうれしいです。
開栓後、じわりじわりと旨味がほどけてゆき、口当たりや膨らみ、口溶けの素晴らしい柔らかさをお愉しみ頂ければ幸いです。
こだわりすぎて「数本」という単位しか入荷しないものが非常に多いのでご注意下さい!!まじで。







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